医療法人 メディカルフロンティア

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蔵出し医療談義(2) =社会栄養啓発活動=

06月25日
高齢者の栄養不足が臨床医学の現場で認識されるようになってから十数年以上経ったのですが、入院医療における問題提起が奏功した流れは、やがて臨床を離れて、社会全体の高齢者にも向けられるようになり、
「SOCIAL NUTRITION」則ち社会栄養学としての啓発活動が徐々に全国的な拡がりをみせています。
「WAVES」(We Are Very Educatrs of Societyの頭文字)と称される社会貢献活動が展開されるに至っています。日頃、病院における栄養療法に従事する各種諸々の専門職集団が、全国津々浦々からイベント開催地に馳せ参じ、街行く高齢者へのプロモーション活動として、任意に参加を呼び掛け、健康意識に関するアンケート調査や、身体計測(身長&体重&BMI)・筋力測定(握力&舌圧&ピンチ力等)を経て、総合評価の下、個別にそれぞれの栄養相談を施すという一連の流れの中で、一般の地域住民に栄養改善意識を喚起しようと試みる催しで、地道な全国展開を目論んでいるところです。日本静脈経腸栄養学会(JASPEN)という日本有数の巨大医学会が後押ししているイベントです。

この社会運動をリードする先駆者ともいうべきは、現在では「WAVES」と称される「Social Nutrition」則ち社会栄養学の啓発運動の先駆者らしく先頭に立って、精力的に活躍しておられる藤田保健衛生大学医学部外科緩和医療学講座教授の東口高志先生であり、その旗頭としての強力な指導力と、カリスマ然とした強大な存在感たるや、あたかもどこぞの新興宗教団体(カルト教団)を導く教祖様のような姿を彷彿とさせます。というよりは、日本の国産み伝説としての神話に登場してくる神「伊弉諾尊」のようなイメージを連想させるが如き異彩を放っておられます。

外科医でありながら、栄養学を語り継ぐ「崇高な志」の真髄は、彼の真骨頂ともいうべき珠玉の講演である『いきいきと生き、幸せに逝く』と題する法話のような語りの中でも、しっかりと各地の聴衆の心に響き続けていると思います。まさに医療革命児としての稀有な存在は、語弊のある表現を敢えて用いるならば、栄養学の著書をバイブル的な教典と崇めるような宗教団体「栄養の科学」というか、
「栄養真理教」といった様相すら呈しており、その教祖様とも見紛ってしまいそうな後光の刺す東口先生から発っせられる詔は、日本の医療界に激しい変革の潮流を創り出しているようで、そうした教団の狂信的な信者の一人だと自称して憚らず、決して過言ではないとの自覚を持っている次第です。私自身の来し方の中において、貴重な教えをいただいた医療人脈列伝の回顧録に、当然列挙すべき重要な人物の一人として、取り上げたいと思います。
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